海風の見える化

仙台市では中心部の気温が周辺に比べ高くなるヒートアイランド現象などで、夏季の熱環境が悪化していますが、この時期に海から吹く冷たい風が、都市部の気温上昇を抑制する効果が研究によって明らかになっています。

 

通常はそういった効果を示すために、風向・風速・気温などの変化をグラフで表しますが、もっと簡単に誰もが一目で分かるような資料を作れないかと思い、風と気温の変化を動画で撮影することを考えました。

そして今年、杜々かんきょうレスキュー隊の新規プログラム作成の一環として、海風の見える化に取組むことになりました。

 

しかも採択されたのが先週なので、本来7-8月の真夏日にやらないと行けない観測をこれからスタートです(涙)

日射量があれば10月でも海風は吹くようですが、目に見える効果を観測するにはかなりの条件が揃わないと・・・と、泣き言をいってもしょうがないので、機材がおおむね揃ったので、テストを兼ねて測定に出かけました。


場所は、一昨年の調査で海風の遡上が確認された米ヶ袋です。

映像手前が下流で南東方向。午前のはじめは上流から吹くことが多いのですが、それが南東風に切り替わる瞬間を狙います。

10:15分から観測を始め、しばらくの間風向風速ともにばらついていましたが、11:30以降、南東方向の風を安定して確認する事ができました。

 

詳細なデータがないので、裏付けは後日となりますが、以下のような収穫もあったので、こんな感じであと数回、撮影を行いたいと思います。

 

・風速計に附属の気温計は日射の影響を受けるので、温度計を別途用意する

・時間が分からないので時計も撮影する

・広角なので雲の動きも見られて良い

・風力板は最初から正しい向きでセットする

・椅子を用意する(石に腰掛けていたら、おしりが痛くなりました)

・逆光対策をする

 

 

河原で風向計をビデオで撮影している姿を見かけたら、気軽にお声がけ下さい。

 

*動画中盤は逆光で見えにくくなっています